暑い夏は、海や川などでレジャーの機会が多く、SHIOGORI CAMPの舞台となる、ここ田辺扇ヶ浜海水浴場でも連日、たくさんの来場者様が海水浴を楽しんでおられます。

田辺扇ヶ浜海水浴場では、海水浴だけでなく、SUPやシーカヤックなどの貸出も行われ、海を楽しむ要素が満載です。


水に触れるレジャーは、楽しさと比例して、危険も伴うものです。

今回、事前に知識を抑えておきながら、安全に海、川でのレジャーを楽しんでいただくため、
水辺の安全教室を開催いたしました。

講師はヒロメラボ代表の山西秀明さん

命を守る助けるためには、助けられる人も助ける人も知識をつけることが重要とのこと。
わかっていても、いざ直面した時には、助ける側もパニックに陥ります。
自分がどちらの立場になったとしても落ち着いて行動できるかどうか、事前に知識を得て、シミュレーションをしておくことが大事です。

水難事故の救助に役立つライフガードチューブ(レスキューチューブ)
投げる人は『今から投げるよ』と声かけしてから必ず投げることが必須。
受け取る人がきちんとキャッチできるようにコミュニケーションは特に大事になってくる実践を交えて教えていただきました。

救助用のロープの実践では川でおぼれた想定での救助法を学びました。
救助する側のロープの持ち方(手首を返してロープを掴むこと)や救助される側の人はロープを背負うようにして持つこと。
川の流れを利用して岸まで救助者を助ける方法など丁寧にレクチャーいただきました。

安全教室の舞台は海へ移動。
ここでは体の浮かし方やSUP,カヌーを使っての救助法を実践。
海でおぼれた場合は、は浮いて待て!とのこと。
でも波がある中で浮いて待つ事がどれだけ大変なことか。溺れている人に浮いて待てはなかなか難しいよね、と講師の山西さん。

コロナもすっかりと落ち着き、各地では様々なイベントも再開され、どんどんと賑わいを取り戻している2023年の夏。

特に今年の夏は暑く、ここ最近の週末は晴れ続きで、海水浴、水辺のレジャーの機会は非常に多いのではないでしょうか。

安全・安心に水辺のレジャーを楽しむために、まずは楽しみの裏に危険もはらんでいることを知り、いざという時のための備えはしておきたいですね。
水辺の安全教室、今後も継続して開催していきたいと思います。